
手作業では追いつかない、世界規模の模倣品問題
世界的なスポーツ用品ブランドであるASICSは、オンライン上で繰り返し出現する模倣品に直面していました。模倣品はブランドの信頼や売上に影響する一方、従来の対策では毎月対応できる出品が限られ、世界各地で発生する知的財産権侵害の規模に追いつくことが困難でした。
画像認識と自動化で、検知から削除までを効率化
Red Pointsは、複数のオンラインマーケットプレイスを継続的に監視し、模倣品の検知と削除対応を自動化する仕組みを提供しました。特に画像認識技術を活用し、ASICSのブランド表示や商品画像の無断使用を捉えることで、担当チームが手作業で検索・確認する負担を軽減しました。
導入後の最初の4か月で20万件を超える模倣品出品を検知。月間の対応規模は約150件から2万件超へ拡大し、担当者が削除対応に費やす時間は月3〜5時間程度まで削減されたと公開されています。
オフライン情報をオンライン対策へつなげる
ASICSは税関データなどのオフライン情報も活用し、新たな模倣品の傾向をオンライン監視へ反映しました。東欧の税関で特定モデルの押収が増えた際には、その情報をもとに対象モデルの検索条件と判定材料を整備し、オンラインマーケットプレイス上の出品を重点的に検知・削除する運用につなげています。
再侵害を繰り返す販売者へ重点的に対応
繰り返し侵害を行う販売者については、Red Pointsの販売者分析を活用。販売者ごとの活動や関連性を整理し、リスクの高い対象を優先することで、限られた担当リソースでも効率的に対策を進められる体制を構築しました。
Sportswear IndustryRed Pointsによって、ブランド保護戦略を実行する力が高まり、PDCAサイクルが改善され、グローバルでの権利行使の成功率が大幅に向上しました。
関連する対策
本ページは、公開許諾を受けたRed PointsのASICS導入事例をもとに、日本語で再構成しています。